荒木経惟 傘寿 NOBUYOSHI ARAKI:SANJU

会期 2020年6月6日~8月15日
会場 アートスペースAM


2020年5月25日に80歳を迎えた荒木経惟の個展タイトルは、「傘寿」。 生誕80年を祝う言葉である「傘寿(サンジュ)」は、傘の略寺である「仐」が八と十により成り立っていることに由来する。
本展は、今年の幕開けを飾る予定であった「荒木経惟 エロッキー・エロえんぴつ」展が、感染症予防のための臨時休廊に伴い 延期となったため、2020年最新作「PARADISE」、ポラロイド作品、書作品で構成される「傘寿」展とともに展示されており 二つの展覧会が合体し所狭しと未発表作品が並ぶ本展には、作家の写真に向けられた情熱と、たゆまなき実験精神がみなぎっている。

アートスペースAM
150-0001 東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301・302
13:00-19:00 月曜・火曜休
問い合わせ 03-5778-3913





月光写真 GEKKO SHASHIN

会期:2019年12月23日~2020年2月28日
会場:アートスペースAM



恋夢 愛無 Love-Dream, Love-Nothing

会期:2018年5月25日(金)- 6月23日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー 東京
106-0032 東京都港区六本木6-5-24 3F


花人生 Flower - Life

会期:2018年4月16日〜5月13日
会場:Over the Influence, Los Angeles


天獄へのパスポート  The passport to the ꟼARADISE

会期:2018年4月1日〜5月25日
会場:art space AM
www.am-project.jp


阿写羅 ASHARA

会期:2018年2月3日~3月21日
会場:art space AM
www.am-project.jp



文化写真 BUNKA SHASHIN

会期:2017年11月3日~2018年1月21日(日)
会場:art space AM
www.am-project.jp


ARAKI.TOKYO

Pinakothek der Moderne
Sammlung Moderne Kunst
26.10.2017 ‐ 04.03.2018


写真夏の昼の夢精 A Midsummer Noon’s Wet Dream

会期:2017年8月15日~10月15日
会場:art space AM
www.am-project.jp


花幽園

会期:2017年7月14日~8月31日
会場:RAT HOLE GALLERY
http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2017/02Araki/release-jp.htm


荒木経惟 「センチメンタルな旅、1971-2017-」(開館20周年記念)

会期:2017年7月25日(火)-9月24日(日)10:00-18:00(木・金曜は20:00まで、ただし7月20日(木) -8月25日(金)の木・金は21:00まで開館)
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)
https://topmuseum.jp



荒木経惟の膨大な作品群から、妻「陽子」というテーマに絞り込み、陽子自身を被写体とする作品、あるいは陽子との深い関わりをもつ作品、死後もなおその存在を深く感じられる作品を中心に構成。 荒木の写真の神髄である「私写真」について考察する。 

荒木自ら「陽子によって写真家となった」と語るほどに、1960年代の出会いから1990年の逝去に至るまでの妻・陽子との濃密な時間から生み出された作品群は写真の核心を貫いて、見る者の心を揺さぶらずにはおかない。

展示作品:1960年代の初期の作品から展覧会に向けて撮影される最新作。(展覧会タイトルの「センチメンタルな旅」は、1971年に出版された私家版の写真集のタイトルであり、さらに現在から未来へと続く荒木経惟の写真人生そのものを象徴的に表している。)


荒木経惟 「写狂老人A」

会期:2017年7月8日(土)-9月3日(日)11:00-19:00(金・土は20:00まで)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F)
https://www.operacity.jp



今年77歳(喜寿)を迎える荒木が本展に向け制作した最新作、原点とも言える60年代に制作したスクラップブックなど、総数1000点超の壮大なスケールの展覧会。

タイトルの「写狂老人A」は、生涯を通じて精力的に制作を続けた葛飾北斎が70代半ばで「画狂老人卍」と号したことになぞらえ、荒木自身を表したもの。


荒木経惟 「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」

会期:2017年6月22日(木)- 7月23日(日)12:00-20:00 (入場無料・無休)
会場:シャネル・ネクサス・ホール(東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F)
http://chanelnexushall.jp



2016年にフランス国立ギメ東洋美術館(パリ)で開催された大規模個展「ARAKI」において、荒木の50年間の作家活動を振り返るレトロスぺクティブとともに発表した「東京墓情」を日本で初公開する。同美術館所蔵の写真コレクションより、荒木がセレクトした幕末・明治期の写真作品も併せて出展。さらに、同展のために撮り下ろした新作が加えられている。


荒木経惟写真展『花遊園』

会期:2017年6月10日(土)~6月29日(木)10:30~18:30 最終日は14:00まで 日曜休館  入場無料

会場:エプソンイメージングギャラリー エプサイト(東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階)
http://www.epson.jp/katsuyou/photo/taiken/epsite/



絢爛に咲く絶頂期から徐々に枯れゆく花の時間、荒木さんによって改造されたりペイントを施されたりしながら姿を移ろわせていく人形やフィギュアたちの時間、自然光の時間、バルコニーの時間。それらが、呼吸をするように写真を撮る荒木さんの「私」の時間と解け合い、シャッターが捉える時間の微動の中へと流れ込むとき、壮大な時のロマンと私的なノスタルジーが結晶する。

「ファインダーの中は、私の『遊園』なんですよ」

写真に向かう荒木さんのときめきが、エネルギーと活力を発散して、見る人それぞれの「物語」をかたちづくるとき、写真はさらなる未知の時間へと羽ばたいていく。


【同時刊行・写真集】

荒木経惟『花遊園』

art space AMより刊行予定


荒木経惟 「写狂老人A 17.5.25で77齢 後期高齢写」

会期:2017年5月25日(木) – 7月1日(土) 11:00-19:00  定休日: 日・月・祝祭日)
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム
http://www.takaishiigallery.com/



今は年寄りの時代なんだからさ、今どき、「年寄りに見られたくない」なんて加齢に抵抗するヤツはダメなワケ。今こそ“老いていく”というその変化を、自信を持って発表していくべきなんだよ。年を取らなきゃわからないことってたくさんあるし、人間としてキャリアを積んでんだから、若いヤツより老人のほうが魅力があって当然(笑)。

−荒木経惟


カラー作品約116点、モノクローム作品約720点、合計836点ほどの最新作を展観。


【同時刊行・写真集】

荒木経惟『写狂老人A 17.5.25で77齢 後期高齢写』
タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム刊(2017年) 

販売価格: ¥5,000-(税抜)

500部限定、ソフト・カバー、120頁、掲載図版296点


「写狂老人A」アラーキー@ISETAN 後期高齢書

会期:2017年4月5日〜11日
会場:伊勢丹新宿店本館5F=アートギャラリー



荒木の書の歴史は数十年に及び、言葉へのこだわりは文学への深い造詣とあいまって活動の初期から随所に見られる。私写真という写真指想を確立した『センチメンタルな旅』の 冒頭の左手で書かれた文章、数々の著作のタイトル文字、往時の行きつけのスナックには常時墨汁、筆、紙が用意されていたし、依頼を受けて京都の古刹にこもり書をしたためたこともある。
すべて独学、道具に頓着せず、心のおもむくときに筆をとり墨汁に浸す。
自由闊達な荒木流である。
いうまでもなく、本流は写真家である。だが、彼の書は、傍流と呼ぶにはありあまる魅力に溢れている。
このたびの書は、荒木自身の言葉を、一気呵成に書き上げたものである。
一堂に展観される初の機会となった。
荒木は呼吸をするように写真を撮る。彼の人生そのものである写真と伴走する書もまた荒木自身である。


荒木経惟展「淫春」

会期:2017年3月3日~6月6日
会場:art space AM



夏(淫夏)、冬(淫冬)、秋(淫秋)に催された3つの展覧会の完結編。
淫秋展の、モノクローム写真を和紙にプリントし、般若心経を墨筆でしたためた作品とは対照的に淫春展では、カラーフィルムで撮影された作品が、色鮮やかにファインダーの中の楽園を描き出し、闊達自在な言葉の書が躍る、華やかな作品群を紹介する。
「土日写真」と称して、荒木氏の手指でアレンジされ撮影された、短い命に時を呑み朽ちていく花々と絡む、様々な出自の人形やフィギュアたちのつくりだす「花遊園」。
瑞夢と悪夢の交錯する魅惑のフィールドは、作家の書欲をくすぐり、ユーモラスで奇々怪々な言葉の数々が、独特の文字に託されて、美事に写真と融和する。
「般若心経惟」の雅号で、死の淵から生を見据えた作品群を陰とすれば、今回の「淫春」展の作品から散光する、死の存在によって輪郭が明らかにされ、より輝きを増す生の感覚は、陽にたとえられるかもしれない。
来たる5月に喜寿を迎えんとする荒木氏は、たぎる創作への欲望を解き放ち、すべてのシャッター音から作品がもれなく続々と生み出されている。
事物は時間とともに絶えなく微動し続けその微動を写しとることが写真行為ではないかと思うようになった、と語る荒木氏が体現する写真世界では、過去・今・未来が共振してゆらめき、どこへ向かうとも知れない懐かしさが、風景を情景に変える。


荒木経惟展「Last by Leica」

会期:2017年1月11日~2月22日
会場:art space AM



 1913年、ドイツのエンジニア、オスカー・バルナック(Oskar Barnack 1879-1936)の設計した35ミリカメラの原型となるウル・ライカから、ライカの歴史は始まる。
1世紀に亘り、多くの写真家に愛されてきたライカを、荒木が初めて手にしたのは、1991年。
「日本のおじいさん」と呼ばれて愛された名優・笠智衆(Shu Ryuchi 1904-1993)を撮影するにあたり、笠を重要な役どころにキャスティングし数々の映画作品を遺した小津安二郎監督(Yasujiro Ozu 1903-1963)が愛好し常に身に携えていたライカを用いることで笠への敬意を表するため、銀座でライカを購入したのである。
 当時のボディは、ライカMシリーズの中でもトップクラスの人気を博したといわれるM6であった。
後にライカ本社より、Nobuyoshi Arakiとネームの刻印入りでプレゼントされたMシリーズ最後のフィルムカメラM7が、愛機に加わっている。
「アタシの写真はカメラが撮る」と言う荒木の、膨大なコンタクトシートにはすべてナンバーが振られており、ライカで撮影されたフィルムには、ライカを示す「L」の文字が記載されている。
 「Last by Leica」には、デジタルカメラの台頭により、市場を細らせてきたフィルムへのオマージュがこめられており「Life by Leica」、「Love by Leica」に連なって、ライカカメラによる最新作で構成される。
 同時に、インスタントフィルム(IMPOSSIBLE Black&Red Duochrome 600)による未発表作品を、大判のフレームにおさめて展観。


荒木経惟 「机上の楽園」

会期:2016年9月15日~10月29日 PARIS
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー パリ



天国ってのはね、いつも言ってるように、天国の中に地獄がないと天国にならないんだよ。
荒木経惟

「楽園」は荒木の重要なモチーフのひとつである。妻陽子の死後、自宅のバルコニーを廃墟の楽園に見立て、そこにオブジェを並べて撮影した「Aノ楽園」(1998年)、東日本大震災直後に、極彩色の花と怪獣のフィギュアを並べて撮影した作品「楽園」(2011年)、女性のヌードとオブジェで構成された「It Was Once a Paradise」(2012年)、人形と枯れかけた花を撮影した「楽園は、モノクローム」(2015年)などを「楽園」シリーズとして発表。本展で紹介される新作「机上の楽園」は、6 x 7ポジフィルムを用いたカラー作品23点。ストーリーではなく、即物的に、気に入ったものをポンと置いて撮る、とのが今の気分、と語る荒木が、移り変わる空や情景を継続的に撮影する行為同様に、私的なオブジェを日記のように撮影した「机上の楽園」は、衰えては活気づく彼自身の心象を映す絶好のキャンバスなのかもしれない。


荒木経惟「淫秋 ― 般若心經惟」

会期:2016年9月9日~11月11日 TOKYO
会場:アートスペースAM



「往生要集」、「万葉集」、「梁塵秘抄」などの古典や永井荷風、種田山頭火、北斎ら先人による作品に感応し、自らの「今」の心境を重ね合わせて、数々の傑作を生み出してきた氏の今作は、和紙にプリントされた写真に、書で「般若心經」をしたためたパワフルな15点と緻密な手作業による構築される、「結界」(2014)「半夏性」(2015)に続く、インスタントフィルムワークをカットし接ぎ合わせたコラージュ作品群。
荒木氏の作品に常にみなぎっているのは、美事かつ斬新な表現性の中に、たゆまず新境地を追い求める創作への強い渇望。今作もまた、死の臭いを孕みつつも(あるいは、それゆえに)、生への活力を豊穣に溢れさせている。


アラマメ

会期:2016年7月13日~24日 TOKYO
会場:森岡書店銀座店 東京都中央区銀座1-8-15 鈴木ビル1階



自らのファッションブランド「マメ」のデザイナー・黒河内真衣子が、荒木経惟の作品「アラキリ」と出会うことから構想され、実現したプロジェクト。本展では、今回制作された写真作品の中から10点を紹介。
作品集『アラマメ』が、黒河内デザイン事務所より同時刊行される(アートディレクション・長嶋りかこ)。


ARAKI

会期:2016年4月13日~9月5日 PARIS
会場:ギメ東洋美術館



ヨーロッパ最大の東洋美術館であるパリ・Guimet Museumにおける、「1965年「愛の劇場」より、2015年『Tokyo-Tombeau」などの未発表最新作に至るまでの50年に亘る荒木経惟の軌跡をなぞり、400点以上の作品によって構築された展覧会。
展示の起点には、膨大なタイトル数にのぼる荒木氏のほぼすべての作品集が並ぶ。そして、主要なモチーフである、「花」「写真日記」「陽子」「街」「ヌード」などが、体系的に紹介すると同時に、モチーフにかかわる、同館所蔵の豊富な資料、制作の根底に普遍的によこたわるスピリットが如実に現れる、コラージュワークや書など、数々の実験的な手法を並列。
同美術館の特色を活かした、日本の伝統文化をベースにする作品解析という独自のアプローチが広く人気を博し、多くの来場者を獲得する。


荒木経惟展 「写狂老人A 76齢」

会期:2016年5月25日(水)– 6月29日(水)
会場:タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム



Nobuyoshi Araki: Photo-Mad Old Man A 76th Birthday
Dates: May 25 – Jun 29, 2016
Location: Taka Ishii Gallery Photography / Film



本展は、「写狂老人A 76齢」シリーズよりカラー作品9点、フランスのギメ東洋美術館(パリ)にて4月より開催中の大規模な個展において披露されている最新作「トンボー・トウキョー」よりモノクローム作品471点の計480点で構成されています。

「写真のすべてがあの世なんだ。あの世が楽園だっていうこと。カメラを覗いたらね、もうどこでも楽園なんだよ、今。」荒木経惟



荒木は、2002年頃から10年以上にわたってコラボレーションを続けている、ダンサー・KaoRiの毎年の誕生日に、撮りおろしを行っています。2016年の彼女の誕生日会で撮影された最新作品は、荒木生誕76歳!にかけて6x7ポジフィルムで撮影されました。
「トンボー・トウキョー」は、ギメ東洋美術館での個展のために撮り下ろされたモノクローム作品です。「トンボー(tombeau)」とは、フランス語で墓石のこと。車窓(クルマド)からの撮影行で青山墓地あたりを通過した際、墓地の彼方に林立する巨大な高層ビルが、まるで墓石が立ち並んでいるように見えた、と荒木は語ります。「東京しか撮る気が起きない」とこの都市をずっと見つめ続けてきた荒木の眼に、墓石が単なる石であり同時に亡くなった人の面影の宿り木でもあるように、ビル群が、死を表象する無機体であると同時に人々の日常に組み込まれて24時間稼働し脈動する有機体であるという、二つの表情を見せたのかもしれません。



This exhibition features nine color works from the “Photo-Mad Old Man A 76th Birthday” series and 471 black and white works from his latest series “Tombeau Tokyo,” also included in his large-scale solo exhibition shown at the Musée Guimet in Paris since April this year.
Araki photographs the dancer KaoRi using positive color film annually on her birthday. He has collaborated with KaoRi since 2002 and has photographed her for over 10 years. The nine works included in this exhibition are the latest from this birthday series. He shot the images using 6 x 7 positive film to commemorate the 76th year of his life.
“Tombeau Tokyo” is a black and white series, which Araki shot for his solo exhibition at the Musée Guimet. Araki has explained that when he was shooting Aoyama Cemetery from inside a car, the high rise buildings in the distance behind the gravestones began to look like giant grave markers, rendering the entire city a graveyard.



【作品集】
荒木経惟『写狂老人A 76齢』タカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム刊(2016年)
発売日: 2016年5月25日
販売価格: ¥15,000-(税抜)
500部限定(全冊エディション・ナンバー、サイン入り)
ソフト・カバー/520頁/掲載作品480点/H20.3 x W26 cm/2.4 kg



【Publication details】
Nobuyoshi Araki “Photo-Mad Old Man A 76th Birthday”
Retail price: ¥15,000- (tax excl.)
Published by Taka Ishii Gallery Photography / Film (2016)
Release date: May 25, 2016
Limited edition of 500, all copies numbered and signed by Nobuyoshi Araki
Softcover, total 520 pages, 480 illustrations, H20.3 x W26 cm, 2.4 kg


荒木経惟展「センチメンタルな旅 – コンプリート・コンタクトシート」

会期: 5月25日(水)- 7月9日(土)11:00 – 19:00
臨時休業:5月27日(金) 日・月・祝祭日定休
会場: IMA gallery(IMA CONCEPT STORE 内)
〒106-0032 東京都 港区 六本木5-17-1 AXIS ビル3F



Nobuyoshi Araki “Sentimental Journey – The Complete Contact Sheets”
Dates: May 25 – July 9, 2016, 11:00 – 19:00 (closed on Sun, Mon, National holidays, temporary closed on May 27)
Location: IMA gallery (IMA CONCEPT STORE)
AXIS Bldg. 3F, 5-17-1, Roppongi, Minato-ku, Tokyo, 106-0032



荒木経惟『トンボー・トウキョー』スイッチ・パブリッシング刊(2016年
販売価格: ¥2,700-(税込)
Nobuyoshi Araki “Tombeau Tokyo” published by Switch Publishing Co., Ltd. (2016)
Retail price: ¥2,700- (tax incl.)



荒木経惟『センチメンタルな旅』河出書房新社刊(2016年)
販売価格: ¥5,940-(税込)
Nobuyoshi Araki “Sentimental Journey” published by Kawade Shobo Shinsha (2016)
Retail price: ¥5,940- (tax incl.)


荒木経惟展「淫冬」

会期:2016年2月3日~4月30日
会場:art space AM
東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301 03-5778-3913
www.am-project.jp
Nobuyoshi Araki: IMTOU
Dates: February 3 – April 30, 2016
Location: art space AM


「ARAKIMBAKU in 80s」
荒木氏自身のプリントによるモノクローム・ヴィンテージ作品(1979年から85年にかけて撮影)。
民家のキッチン、出版社倉庫、ホテルの一室など
雑然とした身近な場所で撮影され、緊縛という手法を用いながら
画面のそこかしこにユーモラスな演出がほどこされています。



インスタントフィルム作品
「西ノ空」(ポラロイド)
荒木氏は、現在、早朝のバルコニーから「東ノ空」の撮影を日々行っており
作品は、2015年の「往生写集」などで紹介されています。
このシリーズは、入念に「西ノ空」を撮りつづけることで成り立っています。



「花」「花とヤモリンスキー」(ポラロイド)
2000年代に撮影された、花、そしてヤモリンスキーの配された花。
ヤモリンスキーとは荒木氏の命名で、以前の住処であったマンションに同傘していたヤモリたちを指します。
現在では、彼らのむくろは、粉となって散じたそうです。



「KaoRi@AM」(IMPOSSIBLEフィルム+6x7ポジフィルム)
2015年に2回、AMでの撮り下ろしが行われました。
一度めは、前回の個展「淫夏」展示作品に囲まれて。二度目は、作品のないコンクリート打ちっぱなしの壁面を背景に。
ミューズ、KaoRiのARAKIMONOに始まり、着衣を脱ぎ捨てていく肢体の形成するさまざまなフォルムが カラー・モノクロ双方で美しく定着されています。



【同時刊行】
『IMTOU: KaoRi』 (1,000 JPY/tax included)
『IMTOU: 西ノ空 sky in the west』 (1,000 JPY/tax included)
『IMTOU: ARAKIMBAKU Flowers and Jamorinsky』(3,200 JPY/tax included)
published by eyesencia + art space AM

  


荒木経惟写真展 「男 -アラーキーの裸ノ顔- 」

荒木経惟は、月刊誌『ダ・ヴィンチ』の巻頭連載企画「アラーキーの裸ノ顔」で、1997~2014年までの17年間、各界で活躍されている200人以上の男の“裸ノ顔”を撮影してきました。この度、これらの肖像をまとめた写真集『男 ―アラーキーの裸ノ顔―』が刊行され、ゴールデンウィークに写真展が開催されます。
展覧会では、全207作品を初公開。また、写真集に加えて、本展限定オリジナルグッズも販売されます。
詳細はこちら

4月24日(金)~5月6日(水・休)
表参道ヒルズ 本館地下3F スペース オー 入場無料
11:00~21:00  ※4月26日(日)~20:00、5月6日(水・休)~18:00
http://www.omotesandohills.com/




荒木経惟写真集『男 ―アラーキーの裸ノ顔』
KADOKAWA 5000円(税込)




荒木経惟 往生写集ー顔・空・道


Nobuyoshi Araki Ojo Shashu : Photography for the Afterlife - Faces, Skyscapes, Roads
2014. 4. 22 - 6. 29
豊田市美術館
Toyota Municipal Museum of Art
http://www.museum.toyota.aichi.jp/ojo_shashu/


荒木経惟 往生写集ー愛ノ旅


Nobuyoshi Araki / Ojo Shashu : Ai no Tabi
2014. 8. 9 - 10. 5
新潟市美術館
Niigata City Art Museum
http://www.ncam.jp/exhibition/1996/


荒木経惟 往生写集ー東ノ空・PARADISE


Nobuyoshi Araki Ojo Shashu : Higashi no Sora, Paradise
2014.10.7 - 12.26
資生堂ギャラリー
http://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/past/past2014_06.html


写真集『往生写集』


平凡社
収録作品(登場順)=空景(1990)、センチメンタルな旅(1971)、愛のバルコニー(1982-2011)、Aノ楽園(1998)、チロ愛死(2010)、冬の旅(1991)、センチメンタルな旅・春の旅(2010)、空景(1989-1990)、堕楽園(2011)、PARADISE(2014)、さっちん(1964)、アラーキーのニッポン(仮、2005-2013)、新潟エレジー(1988)、裔像(1978)、センチメンタルな京都の夜(1972/2014)、東京夏物語(2005)、銀座(1965-1967)、 地下鉄'72(1972)、8月(2013)、去年の戦後(2013)、道路(2013)、東ノ空(2014)


荒木経惟写真展「切真」


Nobuyoshi Araki / KIRISHIN
2014.9.26 - 11.2
RAT HOLE GALLERY
http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2014/03Araki/release-jp.htm

荒木経惟写真集『切真』
76頁・限定500部
published by RAT HOLE GALLERY


荒木経惟写真展「結界」


Nobuyoshi Araki / KEKKAI
2014.10.16 - 12.15
AM (art space)
http://www.am-project.jp/

荒木経惟写真集『結界』


128 images・限定300部
published by EYESENCIA


荒木経惟 「左眼ノ恋」


会期:2014年5月25日(日)- 6月21日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー (東京・清澄)

最新の撮り下ろし作品よりセレクションした作品65点を展示いたします。「左眼ノ恋」という題名は、エド・ヴァン・デル・エルスケンが1954年に出版した写真集『セーヌ左岸の恋』(Love on the Left Bank、1954)の題名にかけています。荒木は20歳の頃に『セーヌ左岸の恋』の写真集を見て、女性に同じポーズをさせて写真を撮っていました。本展は、荒木のエルスケンへのオマージュでもあります。
昨年10月、右眼網膜中心動脈閉塞症により右目の視力を失った荒木は、以前と変わらない精力的なペースで、昨年末から今年にかけて写真を撮り続けました。数百点にも及ぶイメージで構成された本シリーズでは、撮影したポジフィルムの右部分を黒マジックで塗りつぶし、そのポジから写真をプリントしています。写真はそのまま左眼と右眼の視界を投影し、右側部分は翳りのある視界を表しています。
前立腺癌を乗り越え、その後右眼の視力を失う事実に直面しても、「死はこっちに向かって来るからね。こっちからは向かいたくないじゃない。来るんだよ。吹き飛ばさないとだめだぞ(笑)」という言葉通りに、精力的に撮影を続ける荒木の現在を映す本シリーズは、「写真 = 人生」ととらえる写真家の宣言といえるでしょう。この機会に最新作品をどうぞご高覧下さい。また、展覧会に合わせて作品集を刊行いたします。

【作品集詳細】
荒木経惟『左眼ノ恋』
販売価格: ¥2,500. (税抜)、タカ・イシイギャラリー刊(2014年)、300部限定、ソフト・カバー、64頁、掲載作品102点、H140 x W210mm、0.15 Kg
協力:写真弘社



Nobuyoshi Araki “Love on the Left Eye”
Dates: May 25 – Jun 21, 2014
Location: Taka Ishii Gallery (Kiyosumi, Tokyo)
Since October of last year, Araki has been largely unable to see out of his right eye due to a retinal artery obstruction. Still, he has continued to shoot with unchanged vigor: in total, this series consists of hundreds of images. Araki shot the photographs that make up “Love on the Left Eye” on slide film, and, before making any prints, he filled up the right side of the film with a black magic marker. The printed photographs, then, reflect Araki’s vision—the left side of each image is clear, but the right side is clouded.
Araki recently recovered from prostate cancer, and he is now facing up to the reality of losing vision in one of his eyes. “Death comes towards us all, you know,” he says. “I don’t want to approach it myself, but there’s no getting around the fact that it’s coming. You just have to laugh it off!” These words show Araki’s energetic approach to his work, and this series—which reflects the Araki of today—could indeed be seen as a declaration that “photography is life.”

Publication details:
Nobuyoshi Araki, “Love on the Left Eye”
Published by Taka Ishii Gallery, 2014
Edition of 300, softcover, 64 pages, 102 illustrations, 140 x 210mm, 0.15 kg
Retail price: JPY 2,500. (tax excl.)
The exhibition is kindly supported by Shashinkosha.



「荒木経惟 往生写集 ― 顔・空景・道」展


2014年4月22日(火)~6月29日(日) 10時~17時30分

豊田市美術館
※休館日:月曜日(5月5日は開館) 一般1,000円/高校・大学生800円/中学生以下無料
公式サイト http://www.museum.toyota.aichi.jp/ojo_shashu/

『荒木経惟 往生写集』 平凡社
4月22日[火] 刊行予定。
B5判(257×182cm)、300頁予定、価格未定。
※美術館ミュージアムショップでご購入いただけます。



荒木経惟「人妻ノ写真


8 NOV 2013 – 19 JAN 2014
12:00-20:00 月曜休(冬季休廊:12月28日-1月6日)
RAT HOLE GALLERY

荒木経惟のライフワークとして知られる「人妻エロス」は、『週刊大衆』(双葉社)の連載企画として1998年に開始されました。本展では、カラー写真と並行して撮影してきた、未発表の日付入り写真が初展観されます。また、「人妻」の写真のみで構成された展覧会は、今回が初めての機会となります。

壁面にグリッド状に展開される約700点のキャビネ判写真は、35mm判カメラで撮影されており、被写体である人妻との親密な関係がより豊かに写し出されています。またそれぞれの写真には、7色のカラーマーカーで荒木自身の手によってペインティングがほどこされています。このほか、中判カメラで撮影された新作プリント約20点もあわせてご紹介いたします。

「彼女たち(人妻)自身がアートだ」という荒木の言葉どおり、「撮る/撮られる」関係性のなかで、ひとりひとりの女性がその魅力を十二分に引き出されています。

本展に併せ、写真集『人妻ノ写真』が刊行されます。
荒木経惟写真集『人妻ノ写真』
160頁 限定500部
発行:RAT HOLE GALLERY


Rat Hole Gallery is pleased to present an exhibition of new work by Nobuyoshi Araki. Entitled Someone’s Wife (Japanese title: Hitozuma no Shashin) marks Araki’s eighth solo exhibition at Rat Hole Gallery. Featuring over 700 black and white photographs, the exhibition focuses on Araki’s Hitozuma Eros series, which originated in 1998 as a regular column for Shukan Taishu weekly magazine for the past 15 years.

Each black and white cabinet size print to be displayed on the walls of the gallery in a grid format, have all been taken with a 35mm camera. In addition, the photographs have been painted by Araki himself with color markers, creating a completely new body of work. The exhibition will also feature roughly 20 large format of recent black and white hitozuma works.

“They (the wives) themselves are a work of art,” Araki explains.

Rat Hole Gallery will also release a publication by Nobuyoshi Araki Someone’s Wife in parallel with the exhibition.

Nobuyoshi Araki Someone’s Wife (Hitozuma no Shashin) 160 pages, limited edition of 500
Published by: RAT HOLE GALLERY



荒木経惟 「色(エロ)女(リアル)」


会期:2013年5月25日(土) – 6月22日(土) May 25 – Jun 22, 2013
会場:タカ・イシイギャラリー (東京・清澄) Taka Ishii Gallery (Kiyosumi, Tokyo)

タカ・イシイギャラリーでの20回目の個展である本展では、エロくてリアルであることを前提に荒木が新たにセレクションした50点の作品を発表いたします。

雑誌のグラビアなんておもしろくないじゃない? 特にデジタルになってからさ。エロがないわけだよ。雰囲気とか概念とかじゃなくて、リアルじゃなきゃいけない。写実っていうのではなくて、リアルってこと。エロリアルだよ。そのものズバリでいった方がいいんだ。
脱ぐ前、縛る前の感じのエロさ。ただホテルでポンって座ってるだけ、関係ができる前の。「エロ在感」って呼んでるんだけどね。

2013年4月8日 荒木経惟

同時刊行『色(エロ)女(リアル)』
定価:¥2,100-、タカ・イシイギャラリー刊
ソフト・カバー、66頁、掲載作品48点、H21 x W14.8 cm, 0.2 kg


Nobuyoshi Araki “EroReal”

“EroReal” will be Araki’s 20th solo exhibition at Taka Ishii Gallery and it will include 50 works, which Araki selected based on the criteria of eroticism and reality.

Magazine pin-ups aren’t interesting, are they? Especially now that they’re shot digitally, they lack eroticism. It’s not about an ambiance or concept; it’s about being real. Not realism, but real―ero-real. I have to say it straight.
There’s eroticism in the moments before undress and before being tied up.
An image of a person just sitting in a hotel room can have what I call “erotic presence” because it anticipates the sexual relation that’s going to follow. Trust me, this is what today’s erotic photography needs.

– Nobuyoshi Araki, April 8, 2013

The publication
Nobuyoshi Araki “Tokyo Blues 1977″
Retail price: ¥3,675-, published by Taka Ishii Gallery P/F (2013)
Softcover, 48 pages, 43 plates, H18.7 x W23.2 cm, 0.2 kg
order



荒木経惟 淫夢 NOBUYOSHi ARAKI IMMU

2013.1.29 (Tue.) - 2.17(Sun.) 7:00ー2:00
会場:代官山・蔦屋書店2号館
主催: TSUTAYA DAIKANYAMA
企画制作:EYESENCIA / IMPOSSIBLE


 日本を代表する写真家として国際的に比類なき活躍をつづける荒木経惟氏のインスタントフィルム・ワークスをモチーフに制作された多様なプリント作品をご紹介いたします。
生(エロス)と死(タナトス)が交錯する、瑞々しい色香と透徹な静寂に満たされた写真から漂いだす天使のささやきと悪魔の耳打ち。恐ろしくも美しく、哀しくも幸福な情景が、見る者の視線・記憶と出会い揺らぎながら、さまざまな物語を紡ぎ出します。


【展示作品について】
プリント・メディアにはアルミニウム・プレートと和紙が、フレーミングにはオリジナルの黒皮鉄が用いられています。屏風や掛軸のイメージも加わり、各々の独特の風合いが掛け合わされたユニークな仕様となっています。



荒木経惟 KaoRi by 20x24 INSTANT FILM


「空間を撮ってるんじゃない、時を撮っている。時をフレーミングしているんだ」
どのような被写体に向かうときも、渾身のエネルギーが注ぎこまれる。
人生そのものが写真と同化し、脈打つように作品が生み放たれていく。


コンパクトカメラ。35ミリ一眼レフ。6x7…瞳が瞬きをするように、さまざまなカメラのファインダーを開閉させる。そのひとつに、インスタントフィルムカメラがある。


ポラロイドカメラは、荒木の愛機のひとつである。
ポラロイド社がフィルムの生産から撤退してのち、機械と職人をひきとり、アナログインスタントフィルムの存続にいどんだ有志たちがいた。
カメラに装填されたのは、現像機能が、気温や湿度などの環境とともに揺らぎ変幻する、IMPOSSIBLE社による新生インスタントフィルムである。
20x24インチのインスタントフィルムを、ポラロイドが生産していた頃、緻密な再現性とスピーディな現像能力から、医療や建築の現場での使用を主に意図していたという。
そして現在、同じサイズのインスタントフィルムが、まったく異なる特性を持って、出現したのである。


2011年暮れ、重量200KGにおよぶ、20x24インチサイズの世界最大のポラロイド社製ヴィンテージインスタントカメラが日本に上陸した。
撮影には、複数の職人が立ち会わねばならない。
フォーカスを結ぶために。フィルム上を流れる現像液の適正量を耳で計測するために。写真家は、彼らとの緊張感あふれる共同作業を余儀なくされる。
画像が現れるまで、待つこと数十分。
現像液が乾くまでの間(ときに数ヶ月かかることもある)、フィルムは変化しつづける。
最終形を見越してのシャッターチャンス。


モデルは、永年にわたる荒木のミューズ、KaoRiである。
モノクロームの撮影のため、白いブラウスと黒いスカートで現れた清楚な姿が、1枚1枚、衣裳を脱ぎ捨てるごとに、妖しく艶めき、透明な美しさをまとっていく。


戦場のような撮影現場で産み落とされた作品は、数ヶ月を経て、フィルムに定着した。
ちいさな偶然と必然が充満し絡み合い、時の経過が織り込まれて、生成されたこれらの作品は、まさに奇跡と呼ばれるべきであろう。


Exhibition
Nobuyoshi ARAKI KaoRi by 20x24 INSTANT FILM
@蔦屋書店(東京・代官山)東京都渋谷区猿楽町17-5
@IMPOSSIBLE project space TOKYO (東京・中目黒)目黒区青葉台1-20-5 2F


作品集
『Nobuyoshi ARAKI KaoRi by 20x24 INSTANT FILM』
20x24インチフィルムと同寸サイズ。限定版。作家サイン入り。eyesencia刊。価格未定。


問合せ
03-5459-5091 (IMPOSSIBLE)


荒木経惟「過去・未来 写狂老人日記1979年-2040年」


2012年5月25日(金)- 6月23日(土)
タカ・イシイギャラリー(東京・清澄)

Nobuyoshi Araki “Past tense – Future, 1979 - 2040” Dates: May 25 – June 23, 2012
Location: Taka Ishii Gallery (Kiyosumi, Tokyo) Opening reception: Friday, May 25, 17:00 - 19:00

写真下部にプリントされる日付表示機能を用い、1979年から荒木が100歳を迎える2040年までの時間軸を操作した作品約6,000点を、日付順の日記形式にて発表。

写真は日記なんだよ・・。しかない。写真ていうのはたった一日のコトに過ぎない。
ていうようなことを感じさせるコトと、たった一日のことがヒジョーに過去も引きずってくるし、そして未来もずっと続く。たった一日のコトが、その二つの感じがあるから。どうしてもね、はっきりと日付を入れたいわけです・・。悔しいから今は未来を撮っている・・。

2012年2月10日 荒木 経惟

Photographs are diary entries… That’s all they can be. Photographs are just documentations of a day’s event. At the same time, they drag the past into the present and also continue into the future. A day’s occurrence evokes both the past and the future. That’s why I want to clearly date my pictures. It’s actually frustrating, that’s why I now photograph the future…
- Nobuyoshi Araki February 10, 2012

作品集
『過去・未来 写狂老人日記1979年-2040年』タカ・イシイギャラリー刊 2012年5 月25日刊行予定
『To The Past』LITTLE BIG MAN刊 2012年5月25日刊行予定

new publications
“Past tense – Future, 1979 - 2040”, published by Taka Ishii Gallery anticipated release date: May 25, 2012
“To The Past”, published by LITTLE BIG MAN anticipated release date: May 25, 2012

荒木経惟展「花ト恋人」

会場:渋谷ヒカリエ(8階) 8/CUBE
会期:2012年5月16日(水) - 28日(月)
11:00~20:00
入場無料
企画:内田真由美+タカ・イシイギャラリー

「シャッター音は鼓動、写真を撮ること自体が生活であり、人生」と言う荒木。 会場にほとばしる荒木の写真への情熱、そして会場に充満する“生”。 長年撮影し続けてきた花と女のポラロイド1000点、 レディ・ガガとのフォト・セッション、 映像作品「アラキネマ」の連続上映。 アラーキーの世界をお楽しみください。

死の先にある生

アラーキー×カッティングエッジな作曲家・ピアニスト 安田芙充央
音楽と映像のコラボレーション


ニューヨークで大評判を呼んだ安田の公演を、アラーキーの映像作品とともに、渋谷ヒカリエで上演いたします。
撮りおろし写真347枚+花の写真200枚によるスペシャル・バージョンとして構成される映像が200インチのスクリーンに映し出されるなか、安田芙充央の音楽が、7人の気鋭のインプロヴァイザーによって演奏されます。

会場:渋谷ヒカリエ 8/ コート
〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8階

2012年5月18日(金)
開場:20:00
開演:20:30
入場料:3000円 : 全席自由

ご予約はこちらから


Musicians
安田芙充央(Fumio Yasuda):Compose Piano, Melodica
akimuse (アキミューズ):Vocal,Voice
井野信義 :Contrabass
サキソフォビア
緑川英徳(alto sax,soprano sax)
岡淳(tenor sax )
井上JUJU博之(baritone sax soprano sax)
竹内 直 (tenor ,bass-cl)
ビジュアル制作:榎本憲男、山崎梓(コンクリート)古屋幸一、石川真吾

主催:「安田芙充央・アラーキー 音楽 × 映像コンサート」実行委員会
お問い合わせ : 03-6418-4718

ACCESS
東京メトロ副都心線・半蔵門線、東急田園都市線とB3で直結。
JR線、東急東横線、東京メトロ銀座線、
京王井の頭線と2Fペデストリアンデッキで直結。

荒木経惟写真集展

2012年3月11日(日)~7月22日(日)休館日:水曜日
10:00~17:00(3月)/10:00~18:00(4月~7月)
*最終入館は閉館の30分前まで

会場=IZU PHOTO MUSEUM
411-0931 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
055-989-8780
入場料=大人800円/高・大学生400円/中学生以下無料
http://www.izuphoto-museum.jp

「写真集こそが写真である」
本展では、荒木が電通勤務時代に制作したスクラップブックから最新刊にいたる400冊以上の写真集のほぼすべてを、来館者が直接手に取ることができるように展示いたします。現在入手困難な、貴重な本も多数ふくまれる荒木の著書の、紙やインクに触れ、臭いをかぎ、ページをめくるという、通常の写真展では得がたい体験の機会です。ご堪能ください。

荒木経惟 Nobuyoshi Araki 彼岸 Higan

July 22 – September 25, 2011
開廊時間: 12:00-20:00 月曜休
Opening hours: 12:00-20:00 Cloesed on Mondays

RAT HALL GALLERY
〒107-0062 東京都港区南青山5-5-3 B1F
5-5-3-B1 Minami Aoyama Minato-ku Tokyo 107-0062 JAPAN
TEL. +81-3-6419-3581 FAX. +81-3-6419-3583

たけしアート☆ビート


荒木 経惟「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」

荒木 経惟「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」
Nobuyoshi Araki “Film Nostalgia”
会期:2011年5月7日(土)~5月28日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー(東京・清澄)

Nobuyoshi Araki “Film Nostalgia”
Dates: May 7 – 28, 2011
Location: Taka Ishii Gallery (Kiyosumi, Tokyo)
Opening reception: Wednesday, May 25, 17:30-19:00

写真っていうのは、まあ写真つーか人生は、ノスタルジーだと確信をもったわけだよ。
こういう光景に出会って。今のデジタルの時代にだよ、都会の真ん中でこういう棒だよ、棒をもってザリガニだか鯉を追ってるんだよ。少年時代の思い出とかさ、人生ではそういうノスタルジーが一番大切だと確信をもった。老人は(笑)。
2011年3月 荒木 経惟

Photography, well, not so much photography but life itself, is nostalgia I realized, having seen these moments: in this day and age of digital media,in the center of Tokyo you see these sticks, right, they take these sticks and chase around crayfish and carp. Boyhood memories and stuff, that sort of nostalgia is the most important thing in life, the old man has realized(laughs).
March 2011, Nobuyoshi Araki

[作品集「写狂老人Aのフィルム・ノスタルジー」5月25日発売予定]
販売価格:¥4.200-(税込)、タカ・イシイギャラリー刊(2011年)、500部限定、ソフト・カバー、96頁、掲載作品408点、H260 x W261 mm

[Nobuyoshi Araki new publication Film Nostalgia]
Retail price: JPY 4,200- (TAX incl.), Published by Taka Ishii Gallery(2011), limited edition of 500, soft cover, 96 pages, 408 photoreproductions, H260 x W261 mm, release date: May 25, 2011

荒木 経惟「古希ノ写真」


2010年5月8日(土)~6月5日(土)

70歳(古希)を記念して行われる本展では、中判(Fuji GF670カメラ)で撮影したカラーと白黒の最新作品を発表いたします。

「70は写真の入り口、100まで生きねば写真が撮れぬだろう」
荒木 経惟

今春、愛猫チロ、逝ク。
古希を迎える今、荒木は、過去を振り返りつつも未来へ目を向けている。
曰く「過去の作品が今の自分のやる気をふるい立たせ、作品を作る動機となっている」 。

作品集「古希ノ写真」5月25日発売予定
タカ・イシイギャラリー刊、ソフトカバー、120頁、掲載作品310点(カラー作品300点・モノクローム作品10点)、B4変形判H316 x W261mm

荒木経惟・舟越桂「至上ノ愛像」


会期:2010年1月9日(土)ー4月4日(日)11:00-19:00
休館日:毎週月曜日
会場:高橋コレクション日比谷
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井ビルディング1階
[JR有楽町駅徒歩5分/東京メトロ千代田線・日比谷線(A5、A11出口)徒歩1分]

高橋コレクション 
現代美術のコレクターとして知られる精神科医・高橋龍太郎が1997年より日本の先鋭作家の作品を中心に収集

入場料: 一般300円、大高生150円、中学生以下無料
トークイベント:2月28日(日) 荒木経惟×舟越桂

※詳細はホームページをご覧ください。

荒木 経惟「遺作 空2」 Nobuyoshi Araki 「2THESKY, my Ender」


2009年12月19日(土) ~ 2010年 1月9日(土)
タカ・イシイギャラリー
〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2 5F tel: 03-5646-6050 fax: 03-3642-3067
www.takaishiigallery.com
営業時間:12:00-19:00 定休日:日・月・祝日

本展は、新潮社より発行されます同タイトルの作品集刊行出版記念イベントの一環としておこなわれます。

"なんで『空2』かって。「に」や「ニ」じゃダメなんだ。
「2」じゃないと。
昔から言ってるけど、写真というのは現実や人生の模倣、現実の贋作であって、創作じゃないんだよ。だから2番目のコトなんだよね。
全部、0(霊)感でやってるんだけどさ。
空に何かを描いて「もうひとつの私の空」を創るっていう気分もあった ... 死のことを思うと生のことも思うようになるね。
どっちかが重くなると、もう片方も重くなる。
死の予感が来ると生の欲望が出てくるんだよ、生欲が。
この本は俺の「遺作」だけど、もしかしたら、ここで終わりじゃなくて、ここから生が始まるのかもしれない。虹の橋を渡る俺 あ、落ちた コロコロコロ"
Nobuyoshi Araki


写真集刊行のお知らせ
「遺作 空2」荒木経惟 新潮社刊 (12月中旬発売予定) 価格:予価 4万円(税別)、限定版、B4横長(381×254ミリ)、200ページ 箱入り、掲載作品:254点、サイン・シリアルナンバー入、白黒写真にペイントやコラージュ、英訳付

荒木経惟 トーキョー・アルーキー


国民的写真家アラーキーが、こよなく愛する街・東京を歩く!

高層ビルの谷間で、下町の路地裏で、山の手の住宅街で――
アラーキーが歩けば、そこには夢と幸福が待っている。
美女との出会い、昭和レトロの再発見、いつの時代も変わらない子供たちの笑顔。
「女はすべてすばらしい。街もすべてすばらしい」。
散歩と路上写真の極意を名ショットと名言で綴る、かつてない東京案内。

新潮社
1575円/A5判/159ページ/ISBN 978-4-10-602189-3

オーダーする

荒木 経惟 「69猥景」


荒木 経惟 「69猥景」
Nobuyoshi Araki 「69YK」

6x9判のモノクローム写真による作品展が、アラーキー69歳の誕生日にスタートします。
「69のカメラで撮ると、すべて猥雑になっちゃう。カメラのせい。」

2009年5月25日(月) ~ 6月20日(土)
Taka Ishii Gallery
タカ・イシイギャラリー
〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2 5F
www.takaishiigallery.com
12:00-19:00 定休日:日・月・祝祭日

荒木経惟写真集『緊縛礼賛』


モノクロームの静寂の世界に封印された、激しいエロティシズムが
パワフルなペインティングによって、新たな生命を息吹く。
アラーキーだからこそ繰り広げられる、
美しき冷血、
香しき目眩。

B4変型/42ページ(オールカラー)
3150円[税込]
刊行:アイセンシア

SHOPへ

荒木経惟「好色」


巨大なモノクロ・プリントにペインティング を施した約10作品をご紹介します。

同時発売:カタログ『KOSHOKU - Painting』(作品18点収録)
会場:RAT HOLE GALLERY
港区南青山5-5-3 B1F 03-6419-3581
会期:2008年10月17日(金) - 12月7日(日) 12:00 - 20:00 (月曜休)

速報


「知るを楽しむ 人生の歩き方 -荒木経惟 顔がイノチ!- 全4回」が再放送されます。
7月8日(火)~11日(金) 朝10:05~10:30 NHK総合テレビ
※国会中継が入る場合は順延となります。


茂木健一郎・はな・角田光代・荒木経惟 4人が創る「わたしの美術館」展




本展は、茂木健一郎、はな、角田光代、荒木経惟の四氏をゲストキュレータに迎えて、それぞれの視点から横浜美術館コレクションより作品を選定し、ゲスト毎に4つのセクションで構成されています。アラーキーのセクションでは、本展のために制作された新作が併せて紹介されます。

撮影日時:2008年7月6日(日)
会期:2008年6月20日(金)~8月17日(日)木曜休 10:00-18:00
    [金曜は20:00まで]
    *入館は閉館の30分前まで
会場:横浜美術館 Yokohama Museum of Art
    220-0012
    横浜市西区みなとみらい3-4-1 phone 045-221-0300
    http://www.yaf.or.jp/yma/
観覧料:一般900円/大学・高校生600円/中学生300円
   *20名以上の団体は割引があります。
   *毎週土曜日は高校生以下無料
   (生徒手帳・学生証のご提示が必要です)


『アラーキーの横浜美人100人撮り!』
一日で100人の顔を撮影します。この日、撮影された写真は、「わたしの美術館」展[会期:6月20日(金曜)から8月17日(日曜)]の荒木経惟氏によるコーナー「模写・複写・盗作」会場内で、横浜美術館のコレクションとともに荒木氏の新作として展示されます(7月下旬以降)。
応募紹介はコチラ


Nobuyoshi Araki - Kinbaku


「荒木経惟 緊縛」
May 2 - June 14, 2008
Jablonka Galerie Berlin

荒木経惟 「花緊縛」


荒木経惟 「花緊縛」
Nobuyoshi Araki "Hana Kinbaku"
会期:2008年5月25日(日)― 6月21日(土)
会場:タカイシイ・ギャラリー
同時刊行:荒木経惟写真集『花緊縛』タカ・イシイギャラリー刊(5月25日発売予定)
B5変型 ハードカバー 152頁 掲載作品:緊縛:862点、花:591点

約100点の新作「花緊縛」が展示されます。

実家の近所の浄閑寺、いわゆる投げ込み寺ね。子供の頃よく遊んだ馴染みのある場所なんだけど、そこで枯れかけた彼岸花を見つけたの。「これはすごい!」って、白バックを持ってって日が暮れるまで撮ったの。これが俺の花人生の始まりだね。
「ARAKI by ARAKI」2003年


縛りでも「美学」があるっていうでしょ。達人の域に達した人の「亀甲縛り」とかさ。そういう完成度を写真に求めないわけ。縛るのでも、つたなくていいのよ。完成度を求めずに、「作品」にしないようにする。縛るときは「肉体を縛るんじゃないよ。心を縛るんだよ」なんていってるけど、俺の縛りは縄抜け出来る縛りだからね。完成されてる必要がないんだよ。
「すべての女は美しい」2006年

「知るを楽しむ 人生の歩き方 -荒木経惟 顔がイノチ!- 全4回」放映中


○毎週水曜日
○10:25-10:50PM
○NHK教育(3チャンネル)にて放映中。
*翌週水曜日の早朝5:05-5:30AMに再放送があります。
*聞き手:上田早苗(NHKアナウンサー)

5月7日 日本人ノ顔
最新プロジェクトの1つ、「日本人ノ顔」の話を中心に幸福な写真とは何かを語る。

5月14日 下町ノ顔
生まれ育った三ノ輪の町から、独立して初めてのスタジオがあった神楽坂までをたどり、何が天才を作り出したかを探る。

5月21日 女ノ顔
人妻エロス、KaoRiさんの撮影、陽子さんの思い出。女性が自分を育てるというアラーキーの女性観を描きだす。

5月28日 死ノ顔
アラーキー写真の大きなテーマでもある「生」と「死」。たくさんの死を見つめたからこそ、生や幸福が素晴らしいと思えるようになったという現在の人生感を問う。

アラーキーが初めて見せる、ラグジュアルな「宝石」と「花」たちの世界
荒木経惟写真展 『YAMI NO HANA(ARAKI's jewelry and flower)』


Araki Gold2周年を迎えた「表参道ヒルズ」では、4月11日(金)から4月20日(日)まで、世界的写真家・荒木経惟(あらきのぶよし)氏による、「宝石」と「花」をテーマとした写真展を開催いたします。(協力:『Numero TOKYO』誌)

○会期:4/11(金)~4/20(日)11:00~21:00
  11日(金)、13日(日)、20日(日)は開催時間 が異なります。
○会場:表参道ヒルズ 本館B3F スペース[O:](オー)
○入場料:100円(緑の東京募金への寄付金となります)
○お問い合わせ:表参道ヒルズPR事務局 TEL 03-5775-1560

The art of Japan | past - present - future
Araki meets Hokusai & Kumi Machida


2008.2.22-5.12
Kestnergesellschaft, Goseriede 11, 30159
Hannover

Araki Gold


Araki Gold2007.11.23-2008.2.17
Araki Gold: Nobuyoshi Araki a Roma
Istituto Nazlonale per la Grafica

写真集


東京緊縛『人妻エロス 12/X』双葉社
『東京緊縛』ワイズ出版

DVD


愛ノ花67才の反撃『Arakinema 67才の反撃』 クエスト
『Arakinema 愛ノ花』クエスト

荒木経惟のドキュメンタリーやアラキネマDVDをこれまでに30本近く制作し続けているクエストによる、DVDシリーズの販売をスタートいたします。

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